目元手術と眼瞼下垂症の名医
西脇仁先生 
なんばにしわき形成・美容クリニック

大阪メトロ御堂筋線・四ツ橋線・千日前線なんば駅直結の場所に位置する「なんばにしわき形成・美容クリニック」。院長の西脇 仁(にしわき ひとし)先生は、近畿大学医学部を卒業後、大学病院や救急病院等で研鑽を積み、14年間にわたり形成外科領域で実績を重ねてきました。現在はクリニックの運営を行う傍ら、保険診療と自由診療の垣根を越え、目元をはじめとする様々な悩みに寄り添った総合的な美容医療を提供しています。医師になったきっかけや、精密な手技を要する目元手術への強いこだわり、そして患者さまに対して大切にされている想いについて、詳しくお話を伺いました。

「父の背中を追いかけて」——葛藤を経て見つけた医療への道

____先生が医師を志したきっかけを教えていただけますか?

西脇仁先生私の父は心臓血管外科医 として国内外の医療現場で活動しており、私自身も幼い頃、家族と共にフランスで暮らしていた時期がありました。幼少期からさまざまな場所で医療に携わる父の姿を見て育ったことが、医師という仕事への憧れにつながっていったのだと思います。今でも幼い頃の記憶に残っているのが、家に届いていた患者さまからの感謝のお礼状です。人のためにこれほど素晴らしい仕事をしているのだなと、子ども心に強く感銘を受けたものです。

一方で、周囲から当たり前のように「将来は医者になるのだろう」と期待されることに反発を感じた時期もありました。反抗期とも重なり、一時期は医師になるという目標から目を背けるように、勉強から離れて過ごしていたこともありました。自分を見失いかけた時、高校の同級生から「お前は本当は何がしたいんだ」と問いかけられたのです。自分自身の将来とあらためて向き合った際、ずっと背中を見続けてきた父親への強い憧れが胸の中に残っていることに気がつきました。父と同じ領域に立つことは決して簡単ではないと思いながらも、そこから一念発起し、目標に向かって懸命に勉強に励み、無事に医師としてのスタートを切ることができました。

____最初はどのような診療科に進まれたのでしょうか?

西脇仁先生昔から手先を使った細かな 作業が大好きで、子どもの頃はプラモデル作りなどに夢中になっていました。初期研修医として救急病院で外傷や外科手術に携わる中で、次第に手術そのものの奥深さに強く惹かれ、やがて、顕微鏡を用いたより精密な手術手技を身につけたいという思いが強くなり、大学の形成外科学教室へと進む決断をいたしました。

____クリニックを開業されるまでは、どのような経緯があったのでしょうか?

西脇仁先生もともと形成外科は「傷ついたり失われたりしたものを元に戻す」治療を行う診療科です。そのため当初は、美容領域のように「今あるものを変える」治療に対して、どこか抵抗を感じていました。しかし診療を重ねる中で、傷痕やご自身の外見に対する悩みを抱え、深く苦しんでいる患者さまに数多く出会いました。外見の悩みが解消されることで気持ちが前向きになり、その後の人生まで変わっていく。そうした患者さまを目の当たりにする中で、外見の悩みに向き合い、寄り添うことも医療の大切な役割の一つなのだと実感するようになりました。その後、約14年間勤務した大学病院を離れ、複数のクリニックで多様な手技や見聞を広めながら準備を進め、開院へと至りました。

理想の仕上がりと安全性の両立を目指す

____クリニックの雰囲気や、先生が特に注力されている治療について教えてください。

西脇仁先生当院は、どなたでも構えず、気軽に通っていただけるようなアットホームな空間づくりを大切にしています。院内は丸みを取り入れた柔らかいデザインとグレージュを基調とした落ち着いた色彩でまとめ、穏やかで心地よい空間に仕上げています。

特に力を入れている施術は、眼瞼下垂症手術をはじめとする目元の治療です。保険診療から自由診療まで幅広く対応し、機能面の改善はもちろん、審美性にも配慮した丁寧なアプローチを行っています。

____目元手術を行う際、特にこだわっていらっしゃるポイントは何でしょうか?

西脇仁先生極力ナチュラルで、お顔全体のバランスに自然と調和する美しい仕上がりを追求しています。例えば患者さまから二重幅について幅広いご希望をいただいた場合でも、客観的に見て不自然さや違和感が生じる可能性があれば、お顔全体のバランスを見ながら、自然な仕上がりにつながる方法をご提案します。もちろん患者さまのお考えやご希望を大切にすることが前提です。その上で、じっくりとお話を伺いながら、納得できる着地点を見つけていくことを大切にしています。

____安全性の管理についても独自の取り組みを行われていると伺いました。

西脇仁先生当院では局所麻酔で行う日帰り手術であっても、術前に必ず血液検査と血圧測定を実施する体制を整えています。手術を安全に行うために必要な確認はもちろん、術後に使用するお薬の影響や感染症のリスクなどを把握することが目的の1つです。また、術前の検査が、患者さまご自身が気づいていない身体の異常を知るきっかけになることもあります。実際に血圧測定をきっかけに高血圧症が判明し、適切な内科治療へとおつなぎできた事例もありました。目元の治療を行うからこそ、お身体の状態にも目を配り、安全に治療を受けていただける環境を整えることを大切にしています。なお、当院では美容外科手術において全身麻酔が必要となる場合にも対応しており、その際には麻酔科の医師を招き、適切な麻酔管理の下で手術を行っています。

____施術の流れについて教えてください。

西脇仁先生まず、現在のまぶたの状態を診察し、手術の適応について検討します。保険適用が可能な場合はその旨をきちんとご説明し、保険診療と自費診療のどちらで手術を行うか、患者さまと十分に相談しながら決定します。手術前には洗顔をしていただき、メイクや汚れを落とした状態で手術を開始します。手術は基本的に局所麻酔で行います。麻酔が十分に効いていることを確認した上で、二重のラインに沿って上まぶたを切開します。その後、まぶたを開く働きをする眼瞼挙筋を調整し、適切な位置で固定します。必要に応じて余分な皮膚を切除し、細い糸を使用して丁寧に縫合を行います。

対話を通じて築く強い信頼関係——身近な「かかりつけ医」として

____日頃から知識や医療技術をアップデートするために取り組まれていることはありますか?

西脇仁先生形成外科専門医・指導医として各種学会参加はもちろんのこと、自身が深い関心を持つ専門分野の勉強会やセミナーには積極的に参加しています。信頼のおける医師の著書や医学文献から常に最新の知見を学ぶほか、他院での手術見学などを通じて知識や手技の向上にも努めています。

____診察において、先生が最も大切にされている想いを教えてください。

西脇仁先生対話を通じて患者さまとしっかりと「信頼関係」を構築することです。短い言葉だけで終わる機械的な診療では、患者さまが抱えている本当のお悩みや、ご自身でうまく言葉にできない思いまでくみ取ることはできません。患者さまが何に悩み、どのような想いを抱えていらっしゃるのかを丁寧にお伺いし、そのお気持ちを理解することは、医師にとって大切な役割の一つだと考えています。お一人おひとりとのコミュニケーションを大切にし、安心して治療を受けていただける環境を整えることが、医療における信頼関係の土台であり、質の高い医療につながると考えています。

____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。

西脇仁先生お顔や身体のお悩みは、決して一つだけとは限りません。当院では目元の手術をはじめ、お肌のお手入れやスキンケアまで、多様なお悩みに幅広く対応できる体制を整えております。お悩みや気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

プロフィール
西脇仁先生
なんばにしわき形成・美容クリニック/院長 西脇 仁(にしわき ひとし)

2008年に近畿大学医学部卒業。岸和田徳洲会病院での臨床研修を経て、近畿大学医学部附属病院形成外科学教室に入局。同大学医学部救命救急センターでの勤務や、形成外科医学部講師(病棟医長、外来医長、リスクマネージャー)等を経験。美容クリニック院長を経て、なんばにしわき形成・美容クリニックを開院し、現在に至る。

<資格>
・日本形成外科学会 形成外科専門医

問い合わせ: 06-6649-2489

治療メニュー等

取材日: 2026年9月7日

◾️施術名:眼瞼下垂症手術 (挙筋前転法)
◾️施術の説明:
当院では「挙筋前転法」による眼瞼下垂症手術を行っています。これは上まぶたを切開し、まぶたを持ち上げる筋肉を調整する方法です。同時に余分な皮膚や眼窩脂肪の調整を行うことで、まぶたの開きの改善とともに理想の目元へ整えることも期待できます(※)。

(※)仕上がりに審美性を求める場合は自費診療となります。

◾️施術のリスク:
出血、痛み、感染、腫れ、開瞼・閉瞼障害、左右差、肥厚性瘢痕、再下垂など
◾️費用(税込価格)
・片眼:¥380,000
・両眼:¥500,000



ライタープロフィール
今崎人実
大手インターネットプロバイダーを経て、Webデザイン事務所に所属。Webデザイナーとして医療専門サイトの構築に携わる。2021年に専業のライターに転身し取材を中心に活動。医師・看護師・放射線治療の研究所などへの取材を得意とし、ライターとして活躍中。