目元のたるみ治療の名医【西林章光​​先生/X CLNIC 大阪院】綺麗に傷が治るメカニズムに沿って丁寧な手術を

大阪府・西梅田駅より徒歩3分のところにある、X CLINIC大阪院。院長の西林章光​​先生は、形成外科専門医と美容外科専門医の、Wの専門医をお持ちです。特に目元のたるみ手術をお得意とされている西林先生に、手術をされるときに心がけていることや、美容医療にかける想いを伺いました。

____先生が形成外科医を目指したきっかけを教えてください。

西林章光​​先生研修医の時に、舌癌の方に腕の皮膚を血管ごと移植する手術をみる機会があり、口の中に腕の皮膚が移植できるということにすごく衝撃を受けて、形成外科の道に進みたいなと思いました。

____先生は形成外科専門医だけでなく美容外科専門医もお持ちですが、美容外科に興味をもったきっかけは何でしょうか。

西林章光​​先生治療には、寿命を伸ばす治療とより良く生きるための治療があると思うんですけど、さまざまな手術を行う中で、より良く生きるための手術に興味が移ったので、美容外科の道に進みました。

傷が綺麗に治るメカニズムに沿って、丁寧な手術を

____先生がお得意とされている施術について教えてください。

西林章光​​先生僕は目元のたるみ治療が得意で、特に眉下切開 *1や目の下のクマ取り *2を得意としています。

____目元のたるみ治療は、どれくらいの年代の方が手術を受けられるのでしょうか。

西林章光​​先生眉下切開は40代くらいの方が多く、目の下のクマ取りは30代〜40代の方が多いですね。

____眉下切開が適応になりやすい目元というのは、何か特徴があったりするのでしょうか。

西林章光​​先生やはり少し腫れぼったいまぶたの方は、まつ毛が皮膚にあたることがあるため、眉下切開が適応になる方が多いですね。

____まぶたが下がってきた時の施術として眼瞼下垂もあると思うのですが、眉下切開との適応の違いは何なのでしょうか。

西林章光​​先生よく聞かれるのですが、実際に診察をしてみないと分からないんです。 眼瞼下垂 *3は目を開ける筋肉が衰えた方に適応ですし、眉下切開はまぶたがたるんで下がってきた方に適応なのですが、どちらも同時に進行するものだったりするので、どっちの手術を先に行うかなどは、患者さまのお目元の状態をみて判断します。

____先生が眉下切開やクマ取りをされるときに、こだわっていることがあれば教えてください。

西林章光​​先生綺麗に傷が治っていくメカニズムに沿って、できるだけ丁寧に手術をしています。
皮膚が傷まないように切開をしたり、皮膚にできるだけテンションがかからないように縫ったりと、細かいところにまで気をつけています。
形成外科にいると、他院の修正手術もよく行うんですよね。だから、修正手術が必要になった時にされていると嫌なポイントというのもよく知っています。
正常な組織を残すようにして、万が一、修正が必要になった場合でも大変なことにならないようにも心がけています。

脱脂法と裏ハムラの違いとは

____クマ取りの手術で最近よく目にする「裏ハムラ法*4」ついて教えてください。

西林章光​​先生目の下のクマは、ほとんどの人がふくらみと凹みが混在しています。
だから目の下のクマ取りで脱脂を行う場合、脱脂だけのケースももちろんありますが、多くの方は凹みもあるので脂肪注入*5も同時におこないます。
一方で、裏ハムラ法 *4というのは、脂肪を注入するのではなく、脂肪を移動させることでクマを目立たなくさせる方法です。

____なるほど。脂肪を取り出して注入するか、脂肪を移動させるかの違いなんですね。それぞれどういったクマを持つ方が適応になるのでしょうか。

西林章光​​先生脱脂と脂肪注入の組み合わせのいいところは、自由度が高いところです。
脂肪を移動できる範囲にはやはり限界があるので、僕のように顔の外側の方にまで凹みがあるタイプの方は脱脂+脂肪注入による治療の方がいいと思います。
内側だけに凹みがある人は、裏ハムラ法が適応の場合もありますよ。

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運動で心身ともに若々しさをキープ

____30,40代の女性がエイジングを緩やかにするためにやっておくといいことがあれば教えてください。

西林章光​​先生簡単にできることでいうと、やはり紫外線対策ですね。あとは体重の管理をして太りすぎないことも大切だと思います。ある程度体型がキープされているだけで、若々しく見えると思いますよ。

____体重キープのために、どういったことに気をつけるといいのでしょうか。

西林章光​​先生やっぱり運動だと思います。僕自身、すごく運動をするんですけど、意識をしないと意外と身体を動かせていないんですよね。 仕事が忙しくて疲労しているけれど、それは精神的な疲労で、肉体的な疲労が実は全くないことも多々あります。そうすると、すごくアンバランスなので、身体もある程度動かした方が心身ともにバランスも取りやすくなると思いますよ。

美容クリニックへのハードルを下げたい

____先生が患者さまと向き合う時に大切にされていることを教えてください。

西林章光​​先生美容外科にいくのってハードルが高かったり緊張したりすると思うんですよね。そういう不安を抱えた患者さまの気持ちにできるだけ寄り添って、安心感を与えられるように心がけています。 美容クリニックにいくハードルをなるべく下げられるように、やさしい雰囲気で迎えられたらと思っていますし、来てよかったと思って頂けるように頑張りたいなと思っています。

プロフィール
西林章光​​先生
大阪大学医学部医学科卒業後、大学病院や総合病院の形成外科にて研鑽を積む。その後、大手美容クリニックで活躍をし、2021年にX CLINIC 大阪院 院長に就任。​​形成外科専門医、美容外科専門医のWの専門医を持ち、ダイナミックな手術からミクロの繊細な手術まで、上質な治療を提供する。
問い合わせ:06-6476-8424​​

治療メニュー等

*1
□施術名:眉下切開
□施術の説明:眉下切開(眉下リフト)は、眉毛下のたるみを取り除くことにより、目元の印象は変えずに、上まぶたのたるみを改善する施術です。
□施術のリスク・副作用:腫れ、内出血
□回数:1回
□費用:348,000円/眉下切開+ROOF切除​​ 398,000円
*2
□施術名:切らない⽬の下のたるみ取り
□施術の説明:下瞼の裏側から眼窩脂肪を取り出し、くまやふくらみを改善させる施術。脂肪を注入し、膨らみをだすこともあります。
□施術のリスク・副作用:内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱、施術箇所の違和感、異物感、鈍さ、色素沈着
□回数:1回
□費用:148,000円/余剰皮膚切除​​ 248,000円 ※「切らない⽬の下のたるみ取り」と「余剰皮膚切除」は通常価格より50,000円のお値引きでご提供いたします。​​
*3
□施術名:眼瞼下垂
□施術の説明:上まぶたのラインに沿って皮膚を切開後、上眼瞼挙筋と腱膜(筋肉が付着する土台となる膜状の繊維組織)を、瞼板(まぶたの内側にある軟骨のような組織)に縫い付けて短縮し、たるんで余った腱膜を取り除いたのちに縫合して縫い縮める治療です。​​
□施術のリスク・副作用:腫れ、内出血
□回数:1回
□費用:498,000円
*4
□施術名:裏ハムラ
□施術の説明:下まぶたの裏側を切開し、膨らんでいる部分の脂肪を窪んだ部分に移動させます。膨らみや皮膚の余りが少ない方におすすめです。​​
□施術のリスク・副作用:腫れ
□回数:1回
□費用:398,000円
*5
□施術名:たるみ・クマ治療 + コンデンスリッチファット脂肪注⼊
□施術の説明:コンデンス(濃縮)技術により、死活・⽼化細胞のみを分離し、健全な脂肪のみを抽出します。そのため、リスクを抑えながらも多くの脂肪を注⼊することができ、定着量も多くなります。
□施術のリスク・副作用:腫れ、内出血
□回数:1回
□費用:398,000円

※金額は全て税込価格です。
※記載金額は取材時点での金額となります。来院される際は、必ず正確な金額をクリニックへご確認ください。


ライタープロフィール
佐々木ひとみ
とてもやさしい雰囲気で、終始丁寧に対応してくれた西林先生。先生がカウンセリングをしてくれれば、不安な気持ちも安心に変わるのではないかなと思いました。