診断の名医【八丁堀さとうクリニック】大学病院での豊富な経験を生かし、クリニックでも充実した診療を

東京都中央区の八丁堀駅から徒歩5分のとろこにある「八丁堀さとうクリニック」。副院長を務める産婦人科医の佐藤杏月先生は、大学病院を中心に16年間、産婦人科医としての腕を磨いたのち、現在のクリニックを開院されました。患者さまのQOLを上げたいと話す佐藤先生に、産婦人科にかける想いをお伺いしました。

生命誕生の現場に立ち会い「ここしかない」と確信

____佐藤先生が婦人科というお仕事に就かれた経緯、理由を教えてください。

佐藤杏月先生最初のきっかけは、外科系や救急の方に進むと思っていた男性の先輩が産婦人科に進むという話を聞いたことです。それで「産婦人科はそんなに面白いところなんだ」と興味が沸きました。 その後、研修医の時に出産の現場に立ち会って「ここしかない」と思い、産婦人科の道に進みました。

____佐藤先生のクリニックに来院される患者さまのお悩みの多くはどんなことでしょうか?

佐藤杏月先生3分の1は妊婦さん、3分の1は更年期で悩まれている方、3分の1が婦人科の生理などで悩んでいる方です。
うちのクリニックは大きな病院とセミオープンシステムというものを結んでいます。
セミオープンシステムというのは、妊婦健診は自宅や職場近くの通いやすい診療所やクリニックで受診をし、出産は病院でおこなうというものです。 弊院では妊娠34週くらいまでの妊婦さんをみているので、大きな病院からの紹介でいらっしゃる方もいます。

クリニックでのさまざまな治療

____先生のクリニックでは不妊治療もされていますか?

佐藤杏月先生不妊治療専門のクリニックではないのですが、患者さまに対して不妊治療の最初のチェックをしています。 不妊治療専門のクリニックに行くのは抵抗がある方もたくさんいらっしゃるので、そこに行く前段階の最初の窓口的な役割を担っています。

____30代後半や40代で出産する方も増えてきていると思います。年齢を重ねてから出産を希望される方に対して、妊娠する前から気をつけておいた方がいいことはありますか?

佐藤杏月先生弊院にも、ブライダルチェックのようなプランがありますが、ご結婚されるときにチェックをしたとしても、妊娠したいと思ったタイミングでも大丈夫とはいえません。 検査後も体は変化していきますので、その時々の状況で判断していくことが必要です。妊娠を希望する時期にしっかりチェックすることが大切ですね。

____更年期の方に対してはどのような治療をしているのでしょうか?

佐藤杏月先生更年期の方には、4つの治療法をお話しています。 1つ目はサプリメント、2つ目は漢方、3つ目がプラセンタの注射、4つ目がホルモン補充療法です。4つの中から、症状に合わせて選択していきます。

____自分自身が更年期だと気づけない方もいるかと思いますが、どういった症状があったときに受診した方がよいのでしょうか。

佐藤杏月先生受診される方とお話をすると、そういえば半年か1年くらい前からこの症状があったような気がする、という方が多いんですよね。 だからそういったご自身の身体や心の変化を気にしていただくこととか、あと家族から受診を勧められたという方も多いので、ご家族が変化に気づいて声かけをすることも大切だと思います。 更年期といっても人それぞれ感じ方や症状が違うので、一概にこの症状があるから受診してくださいというのは難しいのですが、日常生活や仕事に支障があるレベルであれば、受診をおすすめします。

大学病院と同じ診療レベルで患者様と向き合いたい

____今後、より深めていきたい分野、注目されている分野はありますか?

佐藤杏月先生大学病院には12年間勤務していましたが、クリニックを開院して初めて気づくこともたくさんありました。 妊婦さんに対しても、クリニックだからできないというところをなるべく少なくしていきたいと思っています。 不妊治療にしても、他の治療についても、クリニックの中で最大限できることをしっかりやっていきたいと思っています。

____婦人科の受診は、イメージとしては大学病院よりもクリニックの方が行きやすい印象があります。

佐藤杏月先生そうですね、多分大学病院よりは行きやすいと、クリニックを受診されている患者さんが多いと思います。
診療レベルが下がらないように、大学病院の時にやっていた同じレベルの外来診療をしたいと思っています。
判断を間違えてしまうとクリニックの役目を果たせなくなってしまうので、適切な時期での手術の判断や、リスクを抱えた妊婦さんが適切な治療を受けられるための判断を大切にしていきたいです。

大学病院での経験を活かした診療が強み

____先生ご自身を何かの名医というとしたら、何の名医でしょうか?

佐藤杏月先生「診断の名医」ですかね。大学病院でハイリスクの妊婦さんを診てきたからこそ、ローリスクで通常の経過をたどる妊婦さんのことを診て、何がリスクかわかると思います。 また、筋腫や内膜症にしても手術の適応についても、大学病院時代に経験を積みました。
実際に手術をしたらどうなるのか、術後についてもいろいろなパターンを見てきましたので、その辺のお話もお伝えできると思います。
ガン患者さんをクリニックで定期的にフォローをする際も、どのような経過をたどるのか大学病院でみてきた経験を活かしています。

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____患者さまと普段どう向き合われているのか、お聞かせください。

佐藤杏月先生診察の最後に「何かありますか」「大丈夫ですか」と必ず聞いてから診察を終えるようにしています。 以前、長く勤めていた看護師さんから「診察の後に必ず、他に何かありますか?と聞いてましたね」と言われたことがあり、それからはより意識するようになりました。

____聞くことで患者さまが思っていることを引き出すことができて、しっかりカウンセリングをしていくイメージですね。

佐藤杏月先生時にはそこから長くなる人もいたりしますが、最後に一言聞いて、診察を終えることを大事にしています。 婦人科はやはり緊張するところだと思いますが、うちのクリニックは40代、50代のスタッフが多く、看護師さんも温かく包み込むように対応してくれるので安心して通っていただきたいと思います。

大学病院での経験を活かしていきたいと、日々診療を行っている佐藤先生。診察の最後まで丁寧に、ひとり一人の患者さまと向き合われている姿が素敵だなと感じました。自然体で答えてくださり、優しい笑顔が印象的でした。

writer: 佐々木ひとみ

profile

佐藤杏月先生

医療法人社団双葵会 八丁堀さとうクリニック 整形外科・婦人科/副医院長 佐藤杏月 日本医科大学卒業後、日本医科大学武蔵小杉病院を中心に産婦人科医として16年間勤務。2020年八丁堀さとうクリニックを佐藤雄院長が開業し、佐藤杏月先生が副院長へ就任する。大学病院で培った経験を活かし、大学と同じレベルの外来診療を行うという気持ちで日々診療を行っている。

八丁堀さとうクリニック 佐藤杏月先生が名医だと思う医師は
根津駅前たかやま皮膚科 高山良子先生

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