北大阪急行線・大阪モノレール「千里中央」駅より 徒歩約5分のところにある千里中央花ふさ皮ふ科。院長の花房崇明は、大阪大学医学部を卒業後、医学博士を取得。その後アメリカで自己免疫疾患の研究に従事。皮膚科専門医やアレルギー専門医など多くの専門医資格を取得され、関西テレビやABCテレビなどのメディア出演も多数されるなどなど、とにかくお肌に詳しい先生です。そんな花房先生に、クリニックについてお話を伺いしました。
____先生が皮膚科医を目指された経緯を教えてください。
花房崇明先生両親は普通の会社員だったのですが、叔父が歯科医をしていました。
小さい頃に叔父の働く姿を見てかっこいいなと思ったのがきっかけです。
____医師を目指す中でも、皮膚科に興味をもたれた理由はなんだったのでしょうか
花房崇明先生僕は元々アトピー持ちなんです。だから皮膚科が身近な存在だったことが一つの理由です。 アトピーはストレスによって症状が悪化することがあるのですが、大学受験のときは特にストレスが多かったので症状もひどく、眉毛が抜けたり首が真っ赤になったりした経験もあります。 大学に入ってからは症状が落ち着いていたのですが、研修医時代の現場は本当に過酷で、再びアトピーに悩まされることもありました。色々と考えて、自分にとって身近な存在であり、自分のペースで働けそうな皮膚科を選びました。
最後まで責任をもって患者さまを診る
____先生は皮膚科専門医でいらっしゃいますが、美容皮膚科のメニューをクリニックに取り入れたきっかけを教えてください。
花房崇明先生他院でレーザーを受けた際に火傷して、当院を受診する患者さまがとても多くいらっしゃいました。その美容皮膚科では「火傷は診ることができないから、普通の皮膚科に行ってくださいと言われました」という方もいらっしゃって…。 自分が照射したレーザーの副作用の責任を最後まで取らない、そんな無責任なクリニックが世の中にあるのが、なんだかとても悔しかったです。自分が患者さまだったとすれば、どれほど不安で仕方ないだろうと思いました。 それなら当院に美容皮膚科のメニューを導入して、皮膚科専門医・医学博士として最後まで責任を持って患者さまを診ようと思って導入しました。
____ちゃんと最後まで責任をもって診てもらえるクリニックで受ける方が断然、安心ですね。
花房崇明先生あとは、患者さまを幸せにするのはもちろん、ここで働くスタッフのみなさんにも美容医療を受けてもらうことで、楽しく働いてほしいなという想いもありましたね。
西日本で1台しかないピコシュア プロを導入
____美容皮膚科で特に人気のある施術を教えてください。
花房崇明先生人気なのは医療脱毛です。
当院では蓄熱式の脱毛機器 *1を使用しています。なぜ蓄熱式にしているかというと従来のショット式に比べて圧倒的にヤケドのリスクが低いんですよね。 当院はアトピー性皮膚炎やニキビの患者さまも多いのですが、大手脱毛クリニックでアトピーやニキビのために脱毛施術を断られた患者さまや、肌への負担なく脱毛したいという患者さまのご要望も多かったため、全身脱毛に対応した高速脱毛ができる蓄熱式脱毛のものをいれています。
____なるほど。肌質や肌の状態によっておすすめの脱毛器も変わるのですね!
花房崇明先生そうですね。あと、しみとりで来てくださる患者さまも多いのですが、当院ではピコシュアプロ*2というものを導入しています。 ピコシュア プロは西日本だとまだ一台しかない珍しい機種です。従来品のピコシュアと比べものにならないくらいしみがよく取れますし、効きますね。
____ピコシュアプロは初めて聞きました。ピコシュアプロはお肌が敏感な方でも使用できますか?
花房崇明先生使用できます。例えば、アトピーの炎症による色素沈着に対して、ピコシュアプロを弱く当てるトーニング治療*2をおこなうと、色素沈着も段々と薄くなりますよ。 あとはニキビ跡に対しては、ダーマペン*3やピコフラクショナル*4を当てることも可能ですよ。あと最近、ポテンツァ*5をいれました。自分もこの間試しに受けてみました。少し痛かったのですが、お肌がつるつるになりますよ。
____ポテンツァのように、先生ご自身が受けられている施術はありますか。
花房崇明先生当院に導入する施術については全部受けています。受けないと患者さまにその価値を伝えられないので。 おかげで、最近は若く見られるようになった気がします。スタッフにも社割で施術を受けてもらってもらい、よりキレイになってもらい、患者さまにその価値を伝えてもらっています。
____お肌がゆらぎやすい女性がエイジングケアとして取り入れた方がいいケアはありますか。
花房崇明先生トーニング*2やBBL*6はおだやかに肌に効いてくれるので、美容院に髪のお手入れにいくように、メンテナンス感覚で月に1度くらいそういった施術を取り入れるといいのではないかなと思います。続けることで、いい状態をキープすることができますよ。 ただ、アトピーなどで肌の状態があまりよくないときは「今回はレーザーはせずにアトピーの治療をしましょう」ということもあります。 その辺りは皮膚科専門医・アレルギー専門医が美容皮膚科の診療もしている当院だからこそできる判断と治療だと思っています。
____自分の肌の状態をみて、保険診療と自費診療、どちらもご提案いただけるのはとても嬉しいですね。
花房崇明先生当院に来られる患者さまは、美容医療初心者の方がとても多いんです。保険診療で通っていた方が信頼を寄せてくれて、そこから美容皮膚科のメニューも受けてくださるという方もいらっしゃいます。 中にはニキビを治したいからダーマペンを受けたいと希望されて来院される方もいるのですが、そういった方にも「まずは保険診療でニキビを治してからニキビ痕に対してダーマペンを受けた方がいいですよ」とお伝えしています。 ダーマペンは自費診療なので高額な施術で、ニキビ痕には効果がありますが、ニキビそのものには効きません。ニキビは保険診療で十分に治療できるので、患者さまには効果の無い高額な自費治療を勧めません。
こちらの記事もおすすめ
医療脱毛はどの機種でするべき? 人気の機種を厳選してご紹介
4方よしのクリニックを目指す
____いまのお話に通じることかと思いますが、患者さまと向き合うときに大切にされていることを教えてください。
花房崇明先生やはり、誠実にやることです。先ほどもお話しした通り、患者さまにとって本当に必要なものだけをお伝えして、真摯に向き合うようにしています。 あとこれはクリニック内の話になりますが、一緒に働いてくれているスタッフさんにも誠実に向き合わないといけないなと思います。 僕がこのクリニックを経営できているのもスタッフさんがいてくれているからなので、スタッフのみんなには楽しく働いてもらえるよう、責任をもって頑張りたいと思っています。 それが僕が理想とする、「患者さんよし、スタッフさんよし、クリニックよし、地域よしの4方よしのクリニック」を創ることにつながると思っています。私たちと一緒に働いてくれる医師・看護師・看護助手・医療事務を募集しています。