神奈川県横浜市、横浜駅から徒歩3分の場所にある「横浜駅前ながしまクリニック」。同院は、一般内科、産婦人科のほか、人間ドックにも力を入れています。院長の長島周平(ながしましゅうへい)先生は、多くのがん患者を診てきた経験から、がんの早期発見の重要性を痛感し、同院を開業しました。長島先生が消化器内科を、副院長の麻子先生が産婦人科を担当しています。今回は長島先生に、医師を志した理由や、内視鏡検査・人間ドックにかける思いについて詳しく伺いました。
働く世代のがんを早期に見つけたい——地元・横浜への思いから開業

____先生が医師を目指したきっかけについて教えていただけますか?
長島周平先生元々、サッカー選手を目指していたのですが、プロになるのは難しいと考えるようになりました。では、将来どうしようかと考えていた頃、中学生のときに友人が亡くなったのです。そこで、困っている人を助けたいと思うようになり、漠然と医療を目指すようになりましたね。
____消化器内科を選択した理由について教えてください。
長島周平先生初期研修中に、さまざまな診療科を経験しました。その中で、見ていて飽きない臓器は何かと考えたとき、なぜか大好きだったのが膵臓でした。膵臓がんは生存率が低く、早期発見が難しい病気として知られています。そうした点に自分は興味があるのだと気づき、消化器内科を目指しました。カメラ(内視鏡)が好きだったことも、理由の一つですね。
____実際に消化器内科に進まれて、いかがでしたか?
長島周平先生もともとがんが専門で、消化器の中でも、膵がん・肝がん・胆道がんなど、かなり専門領域の狭い分野を担当していました。がんセンターに在籍し、研究や知見の蓄積に関わる機会が多く、「こういう世界もあるのか」と新たな発見がありましたね。とても楽しく、少しでも患者さんの役に立てているという実感もやりがいにつながりました。結果的に、消化器内科は天職になったと思っています。
____クリニック開業までどのような経緯があったのでしょうか?
長島周平先生がんを専門に多くの経験を積んだ後、卒後10年ほどの節目で今後の進路を考えるようになりました。がんセンターでは比較的若くして亡くなる患者さんが多く、そうした現場を見てきたことから、早期発見に力を尽くしたいという思いが出てきました。
また、横浜生まれ・横浜育ちという背景から、地域に貢献したいという気持ちがあったんですね。働く世代の方々が受診しやすい環境をつくり、早期発見を通じて地元に還元したいと考え、現在の立地で開業に至りました。
働く世代こそ、人間ドックでがんの早期発見を

____先生が人間ドックに力を入れようと考えたきっかけを教えてください。
長島周平先生若くても、がんになることがあると、皆さんに知っていただきたいというのが理由の一つです。大腸がんは、40歳を過ぎる頃から大きく増えてきます。当院は比較的若い患者さんが多く、その多くの方に胃カメラや大腸カメラを受けていただいています。それでも全国的に見ると、大腸カメラが普及し、消化器内科も増えている中で、大腸がんの患者数は毎年減っていません。そうした状況から、40歳ぐらいを過ぎた段階で、胃カメラや大腸カメラを受けていただくことは、がんの早期発見のために重要だと考えています。もう一つの理由は、仕事を続けながらがん検査を受け、早めに社会復帰していただきたいということです。
____なぜ大腸がんは減らないのでしょうか?
長島周平先生胃がんは横ばいで推移していると思いますが、大腸がんについては、まず食の欧米化が考えられます。もう一つは高齢化です。長寿になってきたことで、検査を受けていない方が大腸がんになってしまうケースも関係しているのではないかと思っています。
____クリニックの人間ドックでは、特にどのような検査に力を入れていますか?
長島周平先生多くの方に受けていただいているのは、胃カメラ・大腸カメラと、レディースドックです。レディースドックは婦人科の検査になります。胃カメラや大腸カメラは、ガイドラインでも、鎮静剤を使って眠った状態で受ける方法が推奨されています。当院でも98〜99%の方が、点滴による鎮静剤を使用して眠った状態で受けています。痛みや違和感をほとんど感じずに受けていただけるよう、鎮静剤の使い方にも工夫していますね。
____人間ドックで早期発見につながったケースはありますか?
長島周平先生直近ですと、大腸がん、食道がん、膵臓がん、子宮頸がんの方がいらっしゃいました。
____胃カメラ・大腸カメラを人間ドックに取り入れるメリットについて教えてください。
長島周平先生当院では、できるだけ一つの施設で完結させ、早く診察できる体制を目指しています。胃カメラと大腸カメラを1回の検査で受けられるため、検査のたびに日を分ける必要がありません。駅から近く、仕事の合間にも通いやすい立地です。また、産婦人科も併設しているため、クリニックでは珍しいレディースドックも受けることが可能です。近隣でCTやMRIの撮影もでき、ご希望に応じて膵臓ドックにも対応しています。
検査結果に異常がなくても定期的に検査することが大事

____人間ドックでは、検査を受けることだけでなく、その後の結果説明も重要だと思います。先生は結果説明でどのようなことを大切にされていますか?
長島周平先生当院では、受診後に必ず医師の診察を受ける流れにしています。検査が終わったらすぐにご説明できる点が、患者さんにとってのメリットだと思っています。アフターフォローまでしっかり行えますし、検査で異常が見つかった場合も、そこから治療につなげられます。
____人間ドックを一度受けた後、その結果を次回以降の健康管理にどう生かしてほしいと考えていますか?
長島周平先生定期的に受けることが重要だと感じています。何か問題があれば治療に入りますが、「何もなかったな。良かったな」で終わってしまうのはおすすめしません。もちろん、日々の生活に気をつけることも大切ですが、一番重要なのは受けることだと思っています。一年おきでも二年おきでも大丈夫ですので、定期的に受けていただきたいですね。適切な間隔は検査結果によって異なりますので、結果説明の際にご相談ください。
____最後に、この記事をお読みの患者さんへメッセージをお願いします。
長島周平先生当院では、内科・消化器内科・産婦人科と、幅広い診療を提供しています。横浜駅から徒歩3分の立地ですので、困ったときには気軽に立ち寄ってほしいですね。人間ドックも実施しており、早期発見・早期治療に取り組んでいます。ご希望の方は、お問い合わせください。


