齊藤優一先生

訪問美容医療の名医
齊藤優一先生 
あおぞら新横浜クリニック

新横浜駅よりすぐに位置するあおぞら新横浜クリニックに、美容皮膚科部門「Cielo Azul」が誕生。医療アートメイクやボトックス注射といった通常メニューだけでなく、訪問型の美容医療を提供するという新たな試みを始められています。そこで、院長を務める齊藤優一先生に、新しい美容医療の魅力についてうかがいました。

美容皮膚科部門「Cielo Azul」を新設

____美容皮膚科の分野を始めようと思ったきっかけを教えてください。

齊藤優一先生これまで内科医として勤務しながらも、スポットで他の病院にて勤務する機会を何度かいただいていました。その中で美容医療に携わることがあり、興味を持った次第です。

これまでは内科医として病気の方を診療しながら、マイナスをカバーする医療に携わっていました。一方、美容皮膚科はプラスの部分をどんどん作っていくというまったく違う世界。どちらにも関わることで、双方の分野で自分の経験を発揮していきたいなと思っています。

____新たに立ち上げられた「Cielo Azul」は、あおぞら新横浜クリニックの中でどのような立ち位置になるのでしょうか。

齊藤優一先生新しいクリニックというよりは、クリニック内にある部門の1つという位置づけです。あおぞら新横浜クリニックという1つのクリニックの中で、どちらもカバーできるようになっています。

____現在力を入れている具体的な治療はありますか?

齊藤優一先生現在は医療アートメイク*1とボトックス注射*2に注力しています。

医療アートメイクは、人の皮膚に針等で色素を入れる施術で、医療機関のみで行える医療行為になります。さらに、相応の技術や経験が必要になる施術でもあります。それらをすべて兼ね備えた方とご一緒できることになり、自信を持ってご提案できるようになりました。

加えて、アートメイクで施術をした後さらにキレイになっていただけるメニューを提供するために、ボトックス注射をご用意しています。副作用やリスク、ダウンタイムが少ない施術なので、比較的気軽に受けていただけることがメリットですね。例えば、輪郭に注射をする場合、小顔効果が期待できますし、施術後2〜3日で効果が実感できる事もおすすめできるポイントです。

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訪問美容医療を通じて、新しい美容医療の形を提供

____あおぞら新横浜クリニックでは美容医療のメニューを自宅で受けられるとのことですが、なぜ訪問美容医療を始めようと思われたのですか?

齊藤優一先生一時期勤めていた美容クリニックでは、予約を取れないというクレームが少なくありませんでした。クリニックのスペースやスタッフの数など要因はいろいろあると思いますが、何かしら診療体系の改革は必要であると考えていたんです。

当クリニックで保険診療の訪問診療を行う中で、これを美容分野にも活かせないかと長い時間考えていた結果、やっとこうして形にすることができました。

____どういった分野の施術を受けられるのですか?

齊藤優一先生美容分野には大きく分けて美容外科と美容皮膚科がありますが、そのうち機械を使うことが多い美容皮膚科の分野を提供していきたいと考えています。

レーザーや光治療などは、機械の使い方についてトレーニングされていれば技術に頼らない施術が可能です。また、オンラインで患者さまと医師が繋がっているため、カウンセリングはしっかりと行います。クリニックでも自宅でも、クオリティに差がなく施術を受けていただける環境を整えました。

____受けられるのは自宅のみなのでしょうか。

齊藤優一先生自宅だけでなく、ホテルなどの外出先でも大丈夫です。

また、企業にご契約いただいて、オフィスに訪問するといった形も想定しています。会社員の方は日中の時間帯をお仕事や移動で忙しくされていますよね。そうした方でも、オフィスで気軽に美容医療を受けていただけるんです。

こうした新しい美容医療サービスを提供することで、社会の新しい形に貢献できればと思っています。

____会社に美容医療を受けられるサービスがあったら、人気が出そうですよね!

齊藤優一先生美容医療について気になっていても、クリニックに出向くのが怖いという方もいるかと思います。
訪問美容医療であれば、施術は自宅で受けられます。これまで勇気が出なかった人が、一歩前に踏み出すためのきっかけになってくれれば嬉しいです。

____美容医療だけでなく、日頃のケアを気にしている女性も多いかと思います。毎日の肌ケアについて重視した方がいいポイントを教えてください。

齊藤優一先生プラスアルファを考える前に、まずは悪い影響を取り除くところから入るのはどうでしょうか。

肌にとって、日光・喫煙・睡眠不足は大きな悪影響。こうしたものを取り除いてやっと、自分の肌に必要なものがわかってきます。

そこから何をプラスしていくのかは、専門家の分野です。個人差が大きい部分ですので、医師に相談し、アドバイスをもらいながら肌にいいものをプラスしていくことをおすすめします。

もちろん当クリニックにもぜひお気軽にご相談ください。

患者さまの要望を、カウンセリングで丁寧に汲み取る

____では最後に、患者さまと向き合う上で大切にしていることを教えてください。

齊藤優一先生クリニックに来院される患者さまは、何かしらの悩みを抱えています。その悩みのポイントは人それぞれ違うので、丁寧にじっくりとお話を聞くことを心がけています。

とはいえ、方針がはっきりしている方であればカウンセリングは5分程度でサクッと終わることも。一方、悩みをご自身で把握できていない場合は、より時間をかけてじっくりと深掘りしていきます。患者さまによってご要望は変わってきますので、寄り添って丁寧に接するよう心がけていますね。

プロフィール
齊藤優一先生
北里大学医学部を卒業後、国際医療福祉大学三田病院、国際医療福祉大学熱海病院腎臓内科、その他訪問診療のクリニックを経て2020年12月あおぞら新横浜クリニックを開院。2022年10月にはCielo Azulを開院し、美容医療の分野でも活躍中。
問い合わせ:045-423-8333

治療メニュー等

*1
□施術名:医療アートメイク
□施術の説明:医療アートメイクとは皮膚の浅い部分(表皮から0.01~0.03mm)に安全な専用の針を使用し、皮膚に直接色素を入れていく治療です。タトゥーや入れ墨と違い、数年で薄くなりトレンドに合わせてデザインやカラーチェンジが可能です。施術には、滅菌加工がされた針などを用いて手彫り、またはマシーン彫りで施術を致します。
□施術のリスク・副作用:施術後に熱感、痛み、腫れ、発赤、アレルギー、むくみ、つっぱり感、内出血などの感染症や炎症所見がみられる場合があります。
□回数:2〜3回
□費用:40,000円〜110,000円

*2
□施術名:ボトックス注射
□施術の説明:ボトックス注射(ボツリヌストキシン)は、筋肉の収縮を抑える働きがあります。表情ジワの改善や、エラの咬筋縮小による小顔効果がよく知られていますが、ワキの多汗症もボトックス注射で改善が期待できます。
□施術のリスク・副作用:効果が切れると元に戻る/注入時に痛みを感じる/まれにアレルギー反応がある/妊娠中・授乳中・疾患のある方は不可
□回数:3〜6ヶ月に1回程度
□費用:おでこ・眉間・目尻 1部位 20,000円/小顔ボトックス(エラ) 25,000円/ワキボトックス 35,000円/肩こりボトックス 15,000円

※記載金額は取材時点での金額となります。
来院される際は、必ず正確な金額をクリニックへご確認ください。


ライタープロフィール
比嘉桃子
訪問型の美容医療という新しい分野に着手するまで、苦難がたくさんあったことと思います。それでも美容医療をもっと多くの人に届けたいという齊藤先生のひたむきな想いに感銘を受けました。