どこまでも優しいドクターを目指しているという、オリジナルビューティークリニック銀座の佐藤 玲史院長。サラリーマンから転身しドクターの道へと進まれた異色経歴の持ち主でもあります。佐藤先生の美容にかける思いを伺いました。
サラリーマンからドクターに転身
____先生のご経歴や、美容外科を目指そうと思った理由を教えてください。
佐藤玲史先生実は最初から医師を目指していたわけではなかったんです。文系の大学を卒業し保険会社に勤めている際、医師と接する機会が多かったのですが、彼らには今までに出会ったことのない魅力を感じました。
以前から医師に憧れていたこともあり、他のドクターより10年ほど遅れて医学部の門を叩きました。
____お医者様になられて気持ちの変化はありましたか
佐藤玲史先生ミスは絶対に許されないし、日々勉強で新しいものをどんどん取り入れ知識も技術もブラッシュアップしていかなければいけないので緊張感があります。 ただ、その分とてもやりがいがありますね。
お悩みの多くはたるみ、小顔
____30代以降でクリニックに来られる患者さまのお悩みTOP3を教えてください。
佐藤玲史先生たるみのお悩みは特に多いです。続いて小顔、二重形成といったところでしょうか。リフトアップに関する施術のご希望は特に多く、ほとんどの方が糸リフト*1を希望されます。 この施術では「コグ」と呼ばれる小さなトゲのついた体内に吸収される特殊な糸を使ってたるみを引き上げます。一部分につき5分〜10分程度で施術可能です。
美容点滴も人気のケアの一つ
____先生が自腹を切ってでもやりたい施術、もしくはアラフォー世代におすすめの施術を教えてください。
佐藤玲史先生手軽にケアできるボトックス*2はおすすめですね。糸リフトも自分自身も年に一度ほど取り入れているケアです。
番外編としてはNMN点滴*3がおすすめです。
NMNの正式名称は「ニコチンアミドモノヌクレオチド」。人がもともと持っている若々しさを保つために必要な物質ですが、40代以降になると急激に減ってしまうんです。それを補ってあげることでエイジングケアに効果があると言われています。
新山千春さまもこの点滴をよく受けてくださっています。現在の体調やお悩みに合わせてオリジナルカクテルのような点滴を投与することができますよ。私も実際に受けてみて、体調を崩しにくくなったと思います。夏の時期には日焼け後のケアとしてビタミンCの点滴もおすすめです。
常に潤いをキープ!日頃のスキンケアが大切
____エイジングケアにおすすめの注目成分はありますか?
佐藤玲史先生まずは保湿ケアをおすすめします。肌がたっぷりと潤っている状態、つまり湿潤環境が細胞分裂にとっては欠かせません。冬でも夏でも、暖房やエアコンで肌にとって過酷な状況が続きます。日頃から化粧水や乳液でしっかり保湿ケアをされると良いと思います。
ふたつの施術を掛け合わせ小顔とリフトアップを同時に叶える
____先生がご自身を何かの名医だというとしたら、何の名医ですか?
佐藤玲史先生得意な施術はやはりリフトアップでしょうか。クリニックでは糸リフトとボトックスを合わせて施術される方が結構いらっしゃいます。
____どういった施術をされることが多いですか
佐藤玲史先生まずボトックスを咬筋という箇所に注射すると、筋肉の動きが弱まり、痩せて小顔になっていきます。すると筋肉が小さくなった分、皮膚が余ってしまいます。その部分を糸リフトで引き上げていきます。 ボトックスと糸リフトの合わせ技は、エイジングケアに非常に効果的です。顎のラインがシャープになって理想のVシェイプを手に入れることができると思いますよ。
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誠実さ優しさ、そして自信を持って患者様と向き合う
____最後に、患者さまとどう向き合っているか、何を大切にしているかをお聞かせください。
佐藤玲史先生私が特に意識しているのは「どこまでも優しいドクター」でいることです。先ほどお話しした通り、医師になる前は保険会社の人事部で働いていました。今までに数千人の方の面接をした経験が今のカウンセリングに役立っていると思います。
____前職のご経験が今のカウンセリングスタイルにつながっているのですね。
佐藤玲史先生そうですね。患者様は自分がコンプレックスに思っていることをドクターに話さなくてはいけない。ご自身がちょっと嫌だなと思っているところを、きちんと聞き出してあげるのは実はなかなか難しいことだと思うんです。
患者様のコンプレックスを親身にお聞きして、それに対して適切なことを提案して差し上げる。そこにはおそらく、 誠実さや優しさと、施術に対する自信がなければいけません。
それら全てを兼ね備えていることが理想のドクターだと思っています。