JR大分駅前のビルにある「銀座美容クリニック 大分院」。院長の古川祐太朗（ふるかわゆうたろう）先生は、ユニークなSNSと温かな対話を通じて、美容医療の魅力を発信し続けています。「美容医療は、怖くない」そう語る古川先生の根底には、患者さま一人ひとりに真摯に向き合う、医療人としての揺るぎない姿勢があります。今回はそんな古川先生に、異色のキャリアとたるみ治療へのこだわりについて、詳しくお話を伺いました。
叔父の早すぎる死。「若くして亡くなる人をなくしたい」
＿＿＿＿先生が医師を目指されたきっかけについて教えていただけますか？
古川祐太朗先生私が小学校に上がる前、叔父が32歳という若さで大腸がんのために亡くなりました。お葬式では、父や母、祖母がこれまでに見たこともないほど悲しみに暮れ、泣き崩れる姿がありました。その光景は幼い私にとってあまりにも衝撃的で「若くして命を失うことは、これほどまでに周囲を深く悲しませるのか」と、心に強く刻まれましたね。そして「こんな悲しみを世の中からなくしたい」と強く願ったことが、私が医師を志したきっかけです。
＿＿＿＿数ある診療科の中から、なぜ美容医療の道を選ばれたのでしょうか？
古川祐太朗先生医学部卒業後は5年間循環器内科医として大学病院や関連病院に勤務していました。循環器内科医として働く中で、結婚して3人の子供に恵まれました。当時の働き方に限界を感じるようになったのもこの頃です。循環器内科医は心筋梗塞など、一刻を争う緊急事態に24時間体制で備えなければなりません。たとえ休日でも家から遠く離れることができませんでした。「家族と過ごす時間を増やすためには」と考え始めたときに、元々興味のあった美容医療という選択肢が浮かび上がりました。
＿＿＿＿銀座美容クリニック 大分院を立ち上げるに至った経緯を教えてください。
古川祐太朗先生循環器内科を辞めた後、銀座美容クリニックの廣瀬院長から「大分で開業するクリニックを任せたい」とお声掛けしていただきました。そこから廣瀬院長の元で技術を磨き、2022年に銀座美容クリニック大分院の前身となるF clinic Oitaを立ち上げ、院長として就任しました。
「ヒアルロン酸＋肌治療」で叶えるたるみ改善
＿＿＿＿先生が特に力を入れている「たるみ治療」について、詳しく教えていただけますか？
古川祐太朗先生一番得意とし、こだわりを持っている施術は「ヒアルロン酸*1*1注入」です。一般的に「たるみ」というと皮膚や脂肪が重力で垂れ下がってくることだと思われがちです。もちろん、それも大きな原因の一つですが、それと同じくらい大きな原因となっているのが「ボリュームロス（減少）」です。年齢を重ねると顔の骨は痩せ、こめかみや頬の脂肪は減少していきます。土台である骨が痩せれば、その上にある皮膚は当然余って垂れ下がってしまいます。ヒアルロン酸*1は、失われたボリュームを補充する治療です。
＿＿＿＿ヒアルロン酸というと「顔がパンパンになる」というイメージを持つ方も、いらっしゃるようです。
古川祐太朗先生たるんだ皮膚を無理やりヒアルロン酸だけで、パンパンに張らせようとすると、不自然な顔になってしまう可能性があります。そうならないために皮膚のハリが失われている方には、まずポテンツァ*2などの高周波やハイフ*3といった、皮膚を引き締める治療を並行して行う必要があります。当院では、肌の引き締め治療とヒアルロン酸*1を、セットでご提案することが多いです。
＿＿＿＿実際にクリニックで、たるみ治療を受ける場合、どのような流れになりますか？
古川祐太朗先生当院にはカウンセラーは在籍しておりません。最初から院長である私が患者さまから直接お話を伺います。時には1時間ほどじっくりと時間をかけて、たるみの原因やなぜその治療が必要なのかについて、丁寧にご説明いたします。そのうえで、治療プランとお見積もりをご提案させていただきますね。ご納得いただければ、当日の施術も可能です。施術直後からお化粧をして、お帰りいただけます
「美容医療をより身近に」がモットー。患者さまの笑顔を引き出すカウンセリング
＿＿＿＿診療を行う上で、先生が最も大切にされていることは何でしょうか？
古川祐太朗先生医師が白衣を着て難しい表情をしていると、どうしても患者さまは緊張してしまいます。だからこそ親しみやすく、時にはユーモアを交えた対話を心がけています。エンタメ性を大切にしているSNSでの発信も同じ理由です。「なんだか、おもしろそうな先生がいるな」と、まずは「私という人間」に興味を持っていただき、それが美容医療を知る最初の一歩になればと思っています。
____最後に、この記事をお読みの患者さまへメッセージをお願いします。
古川祐太朗先生美容医療を受けたことで、鏡を見るのが楽しくなったり、自分に自信が持てたり。その結果、服装や表情が変わり、人生そのものが前向きに変わった患者さまの姿を私はたくさん見てきました。美容医療には、それだけの素晴らしい力があります。当院では、カウンセリングだけでお帰りいただいても、まったく問題ありません。「美容医療ってどんなものなんだろう？」と少しでも興味を持たれたなら、ぜひお気軽にお越しください。
